ぼくの街の近くにも七夕祭りの盛んな場所がある。
あと数日で七夕という日。
ぼくはこの街に出かけた。
いつものようにふらふらっと商店街を歩いていた。
七夕祭りの準備の真最中。
何メートルもある太い竹を道路に置いて。
横断歩道には竹の一部をはみだすし。
気づくようにコーンなど置いてなかった。
たまたまぼくはその竹にはぶつからず横断歩道を渡れた。
若い男性は直径15㎝以上もあろう竹に足をぶつけ転んでしまった。
幸いまだ若く、スポーツ万能そうな男性だった。
さっと立ち上がり足に付いた土をはたき何事もなかったように駅へと急いで行った。
ぼくの街もこの街も。
どこもかしこも高齢化と聞く。
お年寄りが気づかずぶつかればきっと同じように転ぶ。
そして骨折などの重大な怪我につながるかもしれない。
救急車を呼ぶような。
イベントのためといって準備をされる方。
通行人への細心の配慮を心がけていただきたい。
