二度咲き

今年の金木犀は二度咲きのところが多い。
ときく。
今年の秋は暑いか寒いか両極端だから?
今年の秋は夏か冬のどちらかだから?
なのかもしれない。
そんな気がするのはぼくだけだろうか?

今年は夏が終わり急に涼しくなった。
今年は夏の終わり急に寒くなった。

秋になったと思って金木犀は咲きだしたのかもしれない。
ほんの少しつぼみを作り咲きだしたところ。
すぐに暑くなった。
すぐに夏になった。

金木犀の木は夏だと思いつぼみを持つことをやめたのかもしれない。
秋じゃないよ。
まだ秋じゃないよ。
まだ夏だよ。
と。
金木犀は気候を感じ花をつけるのをやめたのかもしれない。
間違っていたよ。
まだ夏だから。
と。

金木犀が1度目に咲いてから約1か月後また涼しくなってきた。
金木犀が1度目に咲いてから約1か月後また寒くなってきた。

今度こそ本当の秋だ。
今度こそ本当に寒くなる。
と。
休憩中だった金木犀のつぼみは花をつけたのかもしれない。
全速力で昨年以上にいっぱいの花をつけ。
いつも以上に金木犀の香りを漂わせ。
ぼくたちを楽しませている。

1度目の金木犀よりも2度目の金木犀の花のほうが香りもよかったように思う。
ぼくだけだろうか?
こう思うのは。

1度目の金木犀が咲いてから2度目の金木犀が咲いている間も蝉が鳴きだした。
暑い真夏に戻ったから。
暑い真夏のようになったから。

蝉も金木犀と同じように暑くなったとき。
まだ夏だと思ったのかもしれない。
もしかしたら来年羽化しようとしていたものがまだ夏なら今成虫になるべきだろうか?
と考えて今年成虫になったのかもしれない。
今年まだまだ元気で生活できる。
と。
来年でなく。
今年成虫になって子孫を残そう。
と。

植物にしろ。
昆虫にしろ。
自然に合わせて。
気候に合わせてうまく順応できるのかもしれない。

人間は自然をうまく取り入れ柔軟に生活できるだろうか?
人間は自然に合わせて柔軟に対応できるのだろうか?

 

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