菓子

ぼくはうまそうな菓子を見つけた。
買おうか?
買うまいか?
悩んだ。
両手に菓子を持ち。
どちらにしようか?
と。
2個買えば絶対にぼくはデブになる。
1個にしよう。
ぼくは思った。

レジの前を通ったときレジの女性店員は
こちらにどうぞ。
とぼくに言った。
ぼくは
まだ悩んでいる。
どちらにするか悩んでいる。
と答えた。

この女性店員は続けてある言葉をぼくに言った。
ぼくはその言葉を聞いてカチンときた。
レジの脇にその2個のお菓子を置いた。
ぼくは
買うのをやめた。
と言った。

店長いるか?
店長いるか?
と呼びながら店長を探したぼく。
店長はぼくを見つけた。
何かございましたか?
教えてください。
と丁寧に言ってきた。
ぼくは
ぼくを怒らした店員に聞け。
と言いその場からいなくなった。

数日後
店舗に足を運んだぼく。
店長を呼んだ。
なんでぼくが買わなかったのか分かったか?
と尋ねた。
言葉遣いが悪かったからですかね。
と答えた。

ぼくがカチンとした言葉。
ぼくを怒らした言葉。
女性店員はもちろん店長もきっとわかっていないだろう。
ぼくは思った。

店長がぼくを怒らせた女性店員にシミュレーションさせれば。
ぼくがイラっとした理由がわかるのに。
当事者である女性店員にシミュレーションさせていない。

きっとぼくを怒らせた女性店員は全くわかっていないのだろう。
きっとまた繰り返される。
そのうちに。
ぼくはこの店の店員ではない。
ぼくがこの店を教育する必要もない。
店長に教える理由もない。

ぼくに何度もこの店の店長は怒鳴られている。
ぼくを見ればペコペコ。
しかもおどおどして。

 

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